12月前半の手本は、来年の干支イノシシを、新年用として金円窓色紙に描いています。
この作品をきれいに仕上げるポイントは、「色を濃く・はっきりと・ていねいに塗る」ことです。
干支の絵は贈り物として喜ばれます。特にお正月に合わせて、年内にご家族や知り合いの人にプレゼントされる方が多くおられるようです。
時々「本日は、『ベタ塗り解禁デー』です」と言うことがありますが、今回はまさにべた塗り推奨の作品。濃淡は気にしなくてもよいので、ススタケ(イノシシの色)、シュ(ポイントで使う)、墨(台車の色)など筆にしっかりと含ませて、濃く塗って下さい。
年賀状もそうですが、誰かに贈る場合はもらった人がひと目みた時に「わあ、すてき!」と喜んでもらえるとうれしいですね。そのためには色をきれいに塗るということはとても重要です。
この絵はけっこう時間がかかります。時間をかけてじっくりていねいに仕上げて下さい。完成したときには、その苦労がかならず報われます!
(雪)