大阪弁に「いちびり」という言葉があります。
これはなかなか標準語にピッタリくるものがないのですが、あえて選べば、「調子のり」が近いかも・・でもちょっと違うんですね。
小学生男子が、友達とふざけあいっこをしている場面を想像してもらえたら、イメージが湧きやすいと思います。
他愛もない悪ふざけというか、悪意のないいたずら心というか、誰も傷つけることなく、「まーたこの子はいちびって、ほんまに・・・しゃあないやっちゃな〜」と苦笑いされて許してもらえる。本来のいちびりとは、そのようなものだと思っています。
で、2月2回目の作品がこちら。
ひよこと椿です。この組み合わせも絶妙な抜け感がおしゃれだな・・と感じます。
そして、前フリのいちびりがこの右側のひよこちゃんです。
わざわざぶつかっていってますね。
みんな、それぞれに可愛いひよこを描いていましたが、このNさんのいちびった感じのひよこがとても愛らしかったのでピックアップ。
こんな風に、ドゥーン!できるのは信頼して甘えられる相手ならばこそです。左側のひよこはポーカーフェイスで知らん顔。
比べるなと言われそうですが、うちのカエルたちも、狭いカエルハウスの中で別の子の背中や頭にドカッと乗っかったりして平気な顔をしています。
くっつき合っていると安心感があるのかもしれません。
(雪)