ホテイアオイとトンボ

5月後半の手本は「ホテイアオイとトンボ」です。

花はさわやかな青系で、葉の部分は墨を使います。

ボカシは群青なので、全体の色はブルー系でとても涼しげな作品になります。

ホテイアオイ(またはホテイソウ)は、英語名がウォーターヒヤシンスというそうです。

ウォーターというだけあって、この植物は水草であり、花は見たことがないかもしれませんが、この特徴のある葉っぱはご存知の方も多いでしょう。

丸い葉っぱの葉柄(ようへい:葉っぱの本体を茎などと繋いでいる細い部分)がプクーと丸く膨らんでいます。

この膨らみを、七福神の布袋さんのぽっこりお腹と見立て、「ホテイアオイ」という名前が付けられたそうです。

またこの膨らみが浮袋となって、この水草は水面にぷかぷかと浮くことができるのですね。

花の色は淡い青紫色です
スイレン鉢にメダカと一緒に浮かんでいるのを見かけます

 

この作品を描いてお部屋に飾れば、室内の温度が少し下がりそうな雰囲気ですね。

(雪)

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