かつて会社員だった時代、毎年2回、会社で健康診断がありました。
今は年に1度、特定健診という健康診断が無料で、もしくは人間ドックが10,000円くらいで受けられます。
というわけで、覚えているうちに今年の特定健診に行ってきました。
検査はもちろん病院で行われるわけですが、時々、「病院へ行ったことがない」「健康診断を受けたことがない」という方に出くわします。
そう聞くと私は驚いてしまうのですが、ご本人は健康そうな方ばかりなので、さもありなんと納得しつつ・・・
病院が好きな人もあまりいないと思うので、健康診断なんて自覚症状がない限り行きたくない、というのが多くの方の本音かもしれません。
ところが、例外がひとり。
私です。
「検査」自体に興味があるのです。
つまり自分の体のことが知りたいということです。
病院も、痛い注射などの検査ももちろん好きではありませんが、いずれも調べるためには必要なもの。
だから仕方なく行くという感じです。
もちろん今私が特に大きな病気もなく、一応健康であるという大前提の上でそんなことを言えるのです。
でも、病気の早期発見は大切なことなので、なおさら、今の自分の体がどういう状態なのか、を知りたいと思います。
健康は、何よりも大事なもの。
それは誰もがよくわかっています。
けれど、自分の体についてどれだけのことを把握しているか?というと怪しい。
そして、健康のためにどうすれば良いのか?を知って実行している人もどれだけいることか。
私を含めです。
そんなことを考える年齢になってきたのでしょうか。
母方の祖母は糖尿病でした。
糖尿病は遺伝すると聞くので、玉麗先生も私も因子は持っているはず。
なので特定健診に行くのです。
結果を聞きに訪れた時、先生にまず「自覚症状はありますか?」と聞かれたので、ドキッとしました。
いえ、特に何もありません。
と私が答えた後、先生は各項目の数値をひとつひとつ確認しながら、「全部正常値でしたよ、異常はありません」とニコッと笑っておっしゃいました。
あーびっくりした。
「でも、婦人科検診と、がん検診は受けといた方がいいですね」
というわけで、今度初めての胃カメラに挑戦します。
これはさすがに恐ろしいです。
(雪)