春の1日

昨日のように空気が清涼で、
わが家の近辺がこんなに静かな日は
滅多にない!

こんな日は何をしようかと心浮き立って
でもとりあえずしなければならないことは何もなくて
だからこそのんびりとシーンとしているのかもしれない。

そうだ、桜の通り抜け!

カエルのルーツを尋ねてこよう。

私達は屋台の通り抜け、
“おたまじゃくしすくい”を目指して歩いた。

カエルになったおたまは、
この通り元気ですヨとケータイを見せると
オバチャンは相好を崩した。

「大事にしてもらってるんやナァ、
名前はつけてるの?」

「ジャンゴ、スリム、マルコです」

真っ黒のおたまが黒い塊になって動いている。

来たからにはやはり、おたますくいをしなければと
300円を渡す。

でもオバチャンの話がおもしろくて
遊びはそこそこになり、
「じゃあ来年もまた、元気でね」
と挨拶を交わして帰路につく。

ウチの子達は日本の池で生まれたものらしい。

そういえばずっと以前、どこかのため池で
おたまじゃくしがウジャウジャ生まれているのを
見たことがある。

帰りにお好み焼きと揚げモチを買い、
橋を渡って対岸の石のベンチに座って食べた。

あちこちで、お弁当を広げて談笑している。

空は高く青く澄んで、わずかな風に
ぼたん桜の花びらがハラハラと舞い散る。

麗しい日本の春。

(玉麗)

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