花達の敵

ヒマワリの種を10個植えた。
1カ月ほど前だったか。

8ツ芽が出て、3センチほど育った頃のある朝花壇へ行ってみると、ほとんどの葉が虫喰いになっていた。

一体何虫が食べるのかと思っていたら、犯人を見つけた。

ダンゴムシがソソクサと姿を消した。
ペチュニアの花の根方でコロニーを作っている。

あ〜あ、キミたちねェ、ヒマワリを食べるのだけはやめてくれる。
といったところで、夜の間にパーティを開くのだからどうしようもない。

6ツ根元まで食べられた。
かろうじて2本と呼べるぐらいに育っていたのを、今度は子供達のボールだろう、ポキッと折れている。

ここまで大きくなるのに1カ月以上かかるのにナアと思ったら、涙が出そうになった。

 

子供達はイタズラをしながら成長する。
木を折ったり踏んづけたり、花を抜いたりちぎったり・・・・・。

先日は、散水ホースの先が無くなって、盗られたンだろうと思っていたら、植栽の間から見つかったらしい。
抜いて何かをした後、捨てたのだろう。

頑丈な門があり、周囲は高い塀で囲まれた邸宅の前を通りかかった時、奥の方に美しい花園が少しだけ見えた。

完璧に守ろうとすればこれぐらいのことをしないといけないのか。

子供のイタズラだけではない。
花を盗む、許し難い大人もいる。

見て楽しむだけにしてくれませんかね、花ドロボー!!

(玉麗)

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