寒の入り(1月5日)を過ぎて、さすがに冷えてきた。
時候の挨拶になると誰もが、「もう寒くならないのかと思っていたのに」と言う。
昨年はなにしろ暑かった。
毎夏、暑さを更新している。
秋の爽やかさを感じたのは、ほんの数日。
そして多くの人が今年はもう寒くならないと思っていたところ、北国は大雪だとか。
関西にもその冷たい風が届き、奈良や京都には雪が舞う。
寒くなると血管が縮んで心臓がトキドキする。
めまい・動機・吐き気・どこかの薬の宣伝をしているような気分になってくる。
息子からの年賀状に「ハクナマタタ」と書いてあった。
娘が「ライオンキング」に出てくるイボイノシシとプレーリードッグの歌だと教えてくれた。
「問題ない」という意味らしく、
「心配するな」
「クヨクヨするな」
と元気づけるスワヒリ語。
いい言葉だ。
体不調だから、と沈んでいてもどうにもならない。
「ハクナマタタ」と口にすると何となく元気になってくる。
気分のいい日は外に出て、何か楽しいことを見つけてこよう。
病いは気から、という言葉もあるし。
と少し良くなってくると調子に乗ってはしゃぐから、またシンドイとなってしまう。
でも、「ハクナマタタ」、ちょっと休めばそのうち動けるようになるサ。
かかりつけ医の先生は、澁谷さんは神経を使うと疲れやすい人です、とおっしゃる。
これからは「ハクナマタタ」つまり、楽観的生き方を心がけよう。
できるかどうかは別にして、残りの人生をラク〜〜に生きてゆきたいと切に願う。
今夜は冷えるらしい。
夜半にブルっとならないように、薄手の毛布を1枚ふとんの上にかけておこう。
そして、
「ハクナマタタ、ハクナマタタ」
と呪文を唱えれば、明日は元気に眼が覚める(!?)
(玉麗)