アオサギいる風景画

さて、7月からは後期手本がスタートします。

トップバッターは、アオサギ。

アオサギは、大川(大阪の淀川から毛馬閘門(けまこうもん)で分岐する)にいる子がモデルになっています。

アオサギです。

全体はモノトーンで、羽の部分が美しい淡いブルーグレーです。

黒いシャープな冠羽が特徴で、頭のてっぺんの羽は白いのでそこがユニークですね。

さて、今回の作品では川にたたずむ1羽のアオサギが主役です。

アオサギの一部に色を使いますが、そのほかの背景は全て墨です。

最初はアオサギの細かさに戸惑い、難しさを感じますが・・・・・意外とアオサギは簡単です。

目や足、頭の冠羽など細かいところがにじまないように気をつければ大丈夫。

案外、手こずるのは川沿いに密集する茂み。

みんな、苦手とする葦(よし)など、葉っぱの集団です。

なんでもなさそうな葉っぱがなぜ難しいのでしょう?

それは、ハッキリ「これ」という形がないからです。

ポイントは、手前を濃くハッキリと、向こう岸を淡くぼんやりと描くことです。

生えている植物は、同じかもしれないし違う種類かもしれません。

でも描き方を変えると遠近感も出せるし、アオサギの存在が際立ちます。

最後はボカシで仕上げると、ちょっと雰囲気があって植物がイキイキした初夏らしい印象になります。

とても良い作品ですね。私も大好きです。

(雪)

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