寒くなってきた。
朝の目覚めがよくない日が続いている。
人間を含むいきものは暑さよりも寒さに弱いのでは、と昨今とみに感じる。
暑いのはかなわんなあ、寒い方がまだマシかもしれん、などと言っていたのに、寒くなるととたんに血圧が上がってくる。
先日何か変やなと思ったので、測ってみたら160。
いやこれは計器がヘンやねん、再度プッシュすると156であった。
しかしマアこれでも高めである。
夏の頃は120台から135ぐらいだった。
私のバイオリズムはすぐ狂ってくる。
調子の良い時は体が軽く、当然心も軽快であるが、そんな期間はすぐ過ぎてしまう。
「お年寄りは皆そう言ってますよ」と知人が言った時、「ちょっと待て、私は年寄りやと思うてへんよ」と反発したが、いやもう充分に年寄りなんですね〜〜。
素直に考えるとそうですワ。
でもまたそのうち復活する、はずである。
朝陽に照らされたわが家は明るい。
ブーゲンビリアをリビングに入れてやったので赤い色が映えて、より賑やかになった。
ロールスクリーンを全開してカエルケージに陽が当たるようにすると、マルコが私の顔を見た。
ジャンは朝風呂に入っている。
ヒーターを入れたケージは毛布で覆っているので、ホワッと暖かい。
自然の中にいるカエルたちはもう冬眠している頃か。
厳しい寒さを少しでも避けるため、土の中に潜って眠ってしまう。
わが家のカエルたちは家の中でぬくぬくと冬を過ごす。
冬眠させるとリスクが高いとのことなので、この方法を採用した。
そのおかげかどうか、彼らは7年と8カ月目を迎えている。
カエルとしては長生きなのだろうと思っている。
陽が射して部屋が暖かくなってきた。
やはり、ヒーターよりもやわらかく体を温めてくれる。
今日も1日お日さまマーク、空が青く澄んでいる。
(玉麗)