写真を貼付する書類があって、駅前のオートスタジオまで行った。
小さな四角い空間、ここって入るだけでイヤ〜な気分になる。
機械の指示通りに進んでいく予定が、私がなかなか対応できないもんだから、途中で止まった。
一度外に出てまた最初からやり直す。
このサイズでよかったンかいナと迷っていると、またしてもうるさく指示される。
何とか撮影して画像を見ると、やっぱりヘンな顔。
これじゃ馬ヅラじゃないか。
マア仕方ないワね。
生え際が後退してオデコが長くなってるンだから。
帰りに郵便局でこの写真でいいでしょうか、と尋ねると、この小さい方が規定のサイズですから大丈夫です、とのこと。
書類は郵便局が預かってくれる。
便利になったものだ。
帰宅してお昼ごはんを済ませ、最後の1枚(手本)に取りかかる。
下図(イメージ図)は出来上がっているから、あとは描くだけ。
2時。
出来た〜っ。
実はこの1枚予定外であった。
12枚のうちの1枚に、後期手本が混じっていたのだ。
「ちょっと早いですが・・・」と押し通すことも出来たけれど、ジャンとマルコを見ていたら、この子たちを描きたいと思った。
全体から言えば、カエルは点景(てんけい:風景画などで全体を引き立てるために加えられた人や物など=いわゆる脇役)となる。
けれども私の気持ちとしては、彼ら(描いているのは1匹だけ)こそが主役で、後ろの花は背景なのだ。
風太はあまりにも個性的なので手本には向かないが、カエルは戯画的にもできる。
玉麗戯画として確立させたいと思う。
それにしても、この写真・・・・ねェ・・・・・・・・・。
(玉麗)