絵を描く心境

疲労は2日後にやってくる。

130×100センチの絵を描いた2日間の張り切りが、ジワジワと押し寄せてきた。

準備・片付けも含めて8時間余り(2日間で)立ちっ放しだった。

私が1m×1m以上の絵を描くことは久しくなかった。“四人の姫”を描いて以来のことだ。

あの時の和紙の大きさは2m×2m。それを4枚描いた。顆粒状変性がひどくなって目の手術を受けたのは、その半年後。

姫達を描いていた時、私の視力は0.1程度もなかったのだ。つまりボンヤリとしか見えていない目で大作を描き上げた。

今流に言えば、神懸かり状態。談山神社展に臨んでいた時だったから、藤原鎌足さんが取り憑いたのか。もう6年も前のことになる。

絵を描く作業は、“淡々と鼻歌まじりで”が、望ましい。

大らか、のびのび、遊び、など「陽」の要素が充分に加味される。しかし、私の場合、そんなに上手くはいかないのだ。

陰々滅々とはならないまでも、何かに取り憑かれて一心不乱に?

そうしてふっと気がつけば、2〜3時間の刻が過ぎていた、となってしまう。

ひょっとして、今回は菅原道真さんか?

「まじめ」「勤勉家」など、かの人を評する言葉を読むにつけ、神であることを忘れて、シンパシーを感じてしまう。

腰痛、ふくらはぎ痛、腕痛、あちこち痛いけれど、神様と交信していると思えば、まさに“神ってる”?

(玉麗)

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