梅は「一輪ほどの暖かさ」で、春を呼ぶ花の代表格に挙げられる。
しかし今年は咲くのが遅い。
水仙もようやっと咲き出した。
ここ数年、冬があまり寒くなかった。
私の手指の先が荒れなかったことでそれを感じていたが、今年は違う。
雪国では大雪の日が続き、大阪でも北部は雪がチラついたりした。
樹木・花々は、温度の変化を敏感に察知しているのだろう。
それでももう1週間も経てば、弥生3月、水も少しはぬるみ、肌に当たる風に射すような冷気は失せるはず。
春は待ち遠しい反面、体調が狂いやすい時季でもある。
アレルギーに悩む人もけっこう多い。
取り立てて言うほどではなくても、私も目や喉に異変をきたし、季節の推移についていけない体を持て余す。
夜グッスリ眠れなくなり始めるのもこの季節で、睡眠不足は何より体にツライこと。
巡る季節にしつらえを楽しんでいたのは、ついこの前までのことだった。
今やハクナマタタなんぞと言いつつ、細かいことには目をつぶる日々。
体が動かなくなるンだから仕方ないワ。
さて、気分一新、年賀状を出さなかった人達に、春の便りをと絵ハガキを取り出した。
私の折々の絵を娘がハガキに印刷して、いつでも使えるようにしてくれている。
Sさんは私の絵ハガキを印刷し、販売してくれている。
時折印税分配があり、そのお金でホテルのランチなどに娘と2人で行けるのはありがたいことだと感謝している。
2月末と8月末は「寒」と「暑」が動く時、各々に2月尽、8月尽とタイトルをつけてブログを書いていた頃もあったが、最近は8月尽だけになった。
久しぶりにこの月の終わりに、取り止めのないことを書き綴っている。
(このブログの原稿は1週間前に書かれたものです:雪)
(玉麗)