令和になって初めて街中へ出た。
電車は平日の10時前だというのに、ぎゅう詰め状態。
大阪駅は相変わらず人の波で、私が郊外に住んでいるヒトだったら、きっと駅に下りたとたん「もう帰ろう」と思うに違いない。
最近の私はデパートを歩くだけでグッタリする。
明るすぎる照明で、目が疲れる。
阪神デパートがもっぱら私のテリトリーであるが、細長くなってしまって足が疲れる。今は細長いが、全館改装出来上がりになるともっと広くなる。
今でも疲れるのにもうアキマセンわ。
そんな訳で、目的のものを手に入れるとすぐ帰路につく。
もう10年ほど前に会員のひとりが「最近デパートへ行ってもすぐ帰ってきますねン」と言っていたことを思い出した。そうか、このことだったンだ、と妙な納得をする。
私のテリトリーはもう1カ所ある。千里阪急デパート。
教室終了後、Uさんと食事をしたり、あちこち見て歩きをしても、ちっとも疲れない。つまりこじんまりしたデパートなのだ。
デパートでウロウロしていて思ったことだが、若い人をあまり見かけない。
平日というせいもあるが、ほとんど中高年である。
であるならば、中高年が買物に疲れたら座る場所を設けるべきだと思う。千里阪急には、そんな場所もあるのだ。
(玉麗)