大腸検査「玉麗の体験記」

内視鏡検査は一般的になってきたとはいえ、体験したことのない人にとっては不安だらけである。

色々想像してもわからないこともあり、検査を受けた人自身が話をしてくれるのが一番納得が早い。
と思って、体験記を載せた。

どなたか1人にでも役に立ってくれたらいいなと思っている。

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忘れないうちに記しておこうと思う。
お腹を空っぽにした日のことを。

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まずは前日のことから。

食事制限を心がけた。

おかゆか白ごはんを主食にと注意書きがあった。
食パンなら耳を取って、ロールパンでも良い。

夜、下剤を服用すると6時間後に腹痛がある。

5時に起きるとして11時に服用と思ったが、眠くて起きていられないだろうから10時に決めた。

以後は箇条書きにしておく。

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◾️11月4日(検査日前日)

・水分を多く、消化の良いものを食べる
・寝る前(10時)プレゼニド錠(下剤)を4錠飲む

◾️11月5日(検査当日)

・朝6時5分前起床
(プレゼニド錠による腹痛ナシ)
・トイレで排尿後ガスコン錠を3錠飲む
【7時】サンプレップ(水溶性下剤)服用開始
120mlを10分かけて飲む 甘塩っぱい味
【7時10分】水250mlを20分かけて飲む
【7時30分】サンプレップ服用
【7時40分】水。いつも通りの排便
【8時】サンプレップ服用後お腹が痛くなりトイレへ
ややゆるい便 2回目下痢状
【8時10分】温かいお茶に代えて飲む
【8時30分】サンプレップ服用 排便下痢状
サンプレップ1本服用終了
排便が続く ほとんど水の状態
手が冷たくなりお腹が痛い
顔真っ青
今にも吐きそうだがゲップが出たらマシになった

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・椅子に座っている状態からトイレに行こうと立つと水分が出るので、下着にトイレットペーパーをつけておかないと「アッ」となるので注意。
(トイレットペーパーだとそのまま流せる)
少なくとも10回はトレに行く。

・11時に来院して下さいとのことだったので、お茶を飲み続け、すべて出し切った状態であることを確認してから出発。

・歩いて5分くらいのクリニックへ行ったら、さらに1時間お水を飲んで排便をするように仕向けられた。

・12時20分頃、検査着に着替えて検査台へ。

・左手に点滴針、右手に血圧計。

・「では始めますよ」と声かけされた後は意識が無くなり全くわからない。

・「目が覚めました」と伝えてから、さらに15分程そのままで。
私の場合、若い頃の中垂炎手術の跡が癒着していたらしく、検査中「痛い、痛い」と口走ったようで、麻酔薬を2倍注入したとのこと。
そのせいで起き上がった後、しゃべりにくくフラフラした。
本人は痛かった感覚全くナシであった。

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医師の説明を受ける。

「ポリープ、その他何もありませんでしたが、手術跡が癒着していました」

帰宅したのは4時すぎだった。
早めの夕食は娘が用意してくれたが、頭は少しボーッとしていて何を食べたのか覚えていない。

9時就寝、夜中1回トイレに行き、5時半までぐっすり眠った。

(玉麗)

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