ブルーベリーは真夏の果実。
冷凍もあるので今では年中手に入るが、なんと言っても、もぎながら口に入れるのが最高である。
兄が田舎の土地を借りて作っていたのを、収穫に行ったことがある。
風太も一緒で、とてもはしゃいでいたのを思い出す。
モグラ撃退の装置に興味シンシン、ブルーベルーは熟れるとポロポロ落ちる。
落下したのをムシャムシャ食べるのに困って、まず風太に取って食べさせてから私たちは口に入れる。
もう20年ほども前のことだ。
そのブルーベリーを作っている人が高の原教室にいた。
そして招待してくれたのだ。
そのクラスの人と私たちは、息子の伴侶Aちゃんも誘って総勢7人で、今月末にお邪魔することになった。
暑い時だから朝なるべく早く、現地に8時ごろ到着するように出発する。
うわっ
今から体力つけるなんてもう遅すぎる!!
でも当日体調不良でアカン、とだけはなりたくない。
心してその日まで頑張ろう。
兄が作っていた時は大量に持ち帰ったので、帰るなりすぐジャムに。
樹上完熟なので、実はすぐ崩れて果汁が滴り落ちる。
大騒ぎしながら、そこら中ブルーベリー色に染めて大鍋で煮る。
作ったジャムは冷めたら瓶に詰めて冷蔵庫で保管。
半年近くもったように思う。
もちろん友人・知人に小瓶に詰めて分配した。
あの時ほどブルーベリーを食べた年はない。
思い出したようにブルーベリージャムを買ったりもしていたが、当然あの味ではない。
最近ではもう買わなくなった。
久しぶりで生のブルーベリーを口にすることが出来る。
いろいろなことを思い出しながら、月末を楽しみにしている。
(玉麗)