秋の陽射し

今朝の気温は19度。
夏から20度も下がったンだと思うと、人間の体って生き延びるように変わっていくのだナアとつくづく思う。

さっそく先日修理したブラウスを着た。
ガーゼなのでフンワリ暖かいが、まだ背中とお腹がスースーする。

長袖のインナーを着た。
うーん、中にベストを着よう。
薄手だがウール、これでやっと落ち着いた。

週間予報を見ると、昼間は29度になる日もある。

けれども最低温度は16度だったりするので、今週から昼夜の寒暖差が大きくなり、それは植物たちに冬がやってくることを知らせている。

葉は紅葉し、実は熟す。
コスモスが次々に咲き、コキアが真っ赤に燃え上がる。
本格的秋の到来。

体調管理をしっかりしていないとすぐ風邪をひく。
コロナがまた勢いづくかもしれない。

 

日足が伸びて、もうすでにリビングの中まで届いている。

掃き出し窓の前で、長い手足をさらに伸ばして昼寝していた颯太の姿が蘇る。

玉麗先生手作り「ぬいぐるみの風太君」

 

眠っている時以外はちっともじっとしていないミニチュアピンシャー。

元気な頃でないと付き合いきれない犬である。
ベランダから見える広いところで一緒に遊んだ日々が懐かしい。

今はジャンとマルコ、目は離せないものの、ケージから出してもノソノソ歩いてくれるので、バアさんになった私でも面倒が見られる。

ジャンが時々、風太の写真のところへ行って、じっと見つめているようなポーズをとる。
風太センパイに挨拶している、と娘が言う。

ジャンは話しかけると、頷いたり、「ポッ」と声を出したりする。
偶然とは思えない仕草に、私たちは大喜びする。

マルコも、真っ黒い目でじっと見上げてくれたりする。

ペットというより、家族の一員として心を通わせている気分になる。

20度を切ると、ヒーターがいるネ、キミたちには。

(玉麗)

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