秋の装い

白い服を着ると顔が白く見える。
服の白が、顔に反射する効果があるように思える。

黒い風を身につけるとキリッと細く見える。
ただある年齢に達すると、人によっては喪服を着ているように思えると、あるブティックのスタッフが言っていた。

気をつけよう。

少し涼しくなると、Tシャツが貧相に見えるようになる。
上にベストを着るなどして変化をつけると、秋らしい装いになる。

そのベストだが、今年は肩幅が広く、少しいかつい感じのものが多い。
あまり好きなタイプではない。

夏の終わる頃は、秋色夏服と呼ばれるものが店頭に出ていたが、10月が始まってどこもまさに秋一色。

ボルドーやキャメル、ブラウン、グリーンが主流になる。
私は好みがはっきりしているから、色で悩むことはほとんどない。

チョコレートブラウン、キャメルブラウン、秋に着たい色だ。
ブルーグレーと茶色の配色も好ましい。

ブラウス・長Tシャツなどをその色にして、ボトムは白に近いクリームかモカ茶が良いか。

幾つになっても、おしゃれ心を磨く気持ちを忘れずにいたいと思う。

 

北千里教室の帰りに、Uさんと千里阪急を歩き回るのは月2回の楽しみで、割引のある月はもっとワクワクする。

近鉄文化サロンへ教えに行く娘の車に便乗して、近鉄デパートとハーベスへ食品を調達しに行くのも、月1回か2カ月に1回ぐらい。

デパートはいつ行っても、その時々の季節を感じられる工夫がなされている。
折々の流行を眺めて回るのは、とても刺激的で心ときめく時間である。

最近のデパートは所々にベンチやイスを置いて、疲れたら足を休めることもできる。
目から脳へ刺激を与え、体を程よく疲れさせることで、その日の睡眠が穏やかになる。

ただ、使っても良いお金がある時でないと、行っても心から楽しむことは出来ない。
「買えるけど買わない」と「買いたいけど買えない」は大きく違う。

しばらくの間は後者なので、楽しみは少し先にとっておくことにしよう。

(玉麗)

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