朝型、夜型

私の友人で極端に睡眠時間の違う人が2人いる。

早く寝る人は私よりさらに早く、8時には入眠しているとか。
朝は3時過ぎ、遅くても4時には目覚めると言う。

一方夜型の人は翌日の2時、3時まで起きている。
目覚めるのはたぶん朝8〜9時頃か。
睡眠時間は6時間で充分らしい。

この2人を合わせると、遅く寝る人が眠ったらすぐ片方の人が目覚める。
2人は、昼食と早めの夕食は一緒に食べる。
早く寝る人は夕食後2〜3時間でおやすみとなり、遅く寝る人はそれから6〜7時間経ってからやっとベッドへ入る。

子供の時は、たぶんそんなに違った所はなかっただろう。
学校があるから、7時までには起き、夜は9時過ぎにふとんに入る生活を送っていたはずだ。

おとなになったら、夜型と朝型に分かれてゆく。
仕事や生活習慣の違いからそうなるのだが、人間には順応性がある。
置かれた環境で強制的に、あるいは自分からすすんで変化してゆく。

Uくんは夜遅い仕事に就いていた。
ところが結婚してパン屋さんになった。

彼の生活は180度変化した。
つまり朝早い型にならざるを得なくなった。
朝3時に起きなければならないのに目が覚めない。
まず、夜9時に眠ることが出来なかったと言っていた。

その彼も努力の結果だろう、今ではりっぱなパン職人になり、新しいお店も順調のようだ。
夫婦2人でがんばるのは何より力強い。
両親もそうしてきたようなので、手本となってくれたのだろう。
Uくんが作ったりんごパイのおやつパンが食べたくなった。

(玉麗)

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