アメリカ合衆国大統領

教室でアメリカ大統領のことが話題になった。

バイデン氏も高齢であったが、新大統領は78歳、史上最高齢であるという。

日々、あちこちの不調を訴えている私達にとって、トランプ氏の強靭さと意志の継続に圧倒される。

というようなことが話の中心であった。

私達には、アメリカ大統領の力について想像して何となくわかっていても、真の偉大さについてはよく理解していない。

けれども年を重ねた人間の体力の程は知っている。

最高のものを食し、最新のケアを受け、知力・行動力のすべてを集めたサポート集団に囲まれているとは言え、トランプ氏の体力には抜きん出たものがあり、異邦の人々の心をも捉える一種の愛嬌が備わっている。

それは、前大統領にはなかったものであろうと思われる。

だからこそアメリカの頂点に立つことができたのだ。

御本人にとって、年齢云々はいささか不本意であろうが、氏の年齢に近い人達は憧憬と畏怖を持って、これからの行動を見つめるに違いない。

「トランプさんなら、ロシアとウクライナの戦争を止めさせることができるかもしれませんね」

「野心を持った国を抑えることが出来るかも」

氏に期待することは、あまたある。

きっとひとつひとつ果敢に対峙し、ネジ伏せてでも成功に導いてくれるのではないか、との危ういほどの願望が、トランプ氏を大きく見せているような気もする。

しかしそれはひょっとして、叶えられるかもしれないのだ。

移民のこと、関税の件、同盟の行方、政治の世界を知らない私でも、ニュースに目を光らせるようになってきた。

これは多分にメディアの影響であり、そしてそれは決して悪いことではない。

巷の話題に明るいニュースが流れる日は近いのか。

とにかく、昨今報道される諸々は、あまりにも暗く重すぎる。

トランプ大統領のあの得意げなゼスチャーが、さらに輝く日を多くの人々が待っている。

(玉麗)

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