行けないカフェ

Nちゃんと私は「カフェ好き」という共通点を持っています。顔がひろく、行動的なNちゃんは会うたびに「雪ちゃんの好きそうなカフェみつけたで」と新情報をくれます。Nちゃんがお気に入り=私も好きなはず、いうことなのです。

先日、いつものサンマルクカフェで休憩中にNちゃんがあらわれ、「雪ちゃんの好きそうなカフェみつけたで」。

お店の写真を見せてもらうと、なるほどいい感じです。「この場所なら今日帰りに寄れるな、Nちゃん午後の予定は?」Nちゃんは用事があったので午後の教室のあとに私だけで行くことにしました。行けそうな時に行っておかねば。

「あ、ちょっとまって。こういう時に限って定休日やねんで」Nちゃんの待ったがかかり、お店情報をチェックすると・・・・・大当たりのお休みです。テンションが急に下がってがっかり。日をあらためることにしました。

次の週。仕事で例のカフェ方面へ行く用事があったので「行ってみるか」。いやまてよ、お店情報を再びチェック。その日は第何週かの特別休日に当たっているではありませんか。あ〜あ。テンションはまた下降線。

さらに別の週。仕事帰りに、地図とお休み日を念入りにチェックし、車で向かいました。今度こそ大丈夫!住宅地の中やから気をつけな見逃すかもしれへん、というNちゃんのアドバイス通り慎重に地図に従います。

あ、あった!やはり1度前を通り過ぎていた場所にそのお店はありました。あ〜、ついに。いやちょっとまって?なんか様子がおかしい。これはどう見ても閉まっている。しかし今日はお休みではないはずだ。

よく観察すると、閉じたシャッターの前に小さな小さな張り紙がありました。
「◯◯日まで、秋のお休み中です」

(雪)

 

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