絵になりにくい花もある

教室のない日何をしているかというと、やはり絵を描いていることが多い。手本の資料を集めたり、イメージ図を作ったりもする。以前なら色紙の1枚や2枚あっという間に、と書くとウソになるが、とにかくすぐ描き上げることができた。

今は1日に1枚がやっと。気に入らないと描き直したりもするので、当時の私からすると信じられないスローなやり方である。よく言えば、慎重にていねいになったと考えるべきか。

わが家に咲いているペチュニア、紫の地にくっきりと白の模様が入っている。これを描こうと春から悩み続けている。丈が伸びて花も小さくなってきたので刈り込んだ。もし伸びてきてまた花が咲いたら描こうと、一旦あきらめた。それほど難物だったのである。

もういいやと思っていたのに、のびていっぱい花をつけた。今度こそ何とかしなきゃ。白い部分を白クレヨンで描いてその上に紫をおいた。なかなかこの花の感じが出ない。また、匙(この場合筆か)を投げた。

1週間後台風が来て、花の枝が曲がってしまった。もうこれで描かなくて済むと思っていたら、1日後すっくと立って次々と花をつける。わかったよ、描きますよ。

で、このところ紫の花の鉢を家に入れたり、出したりしている。

(玉麗)

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