ミシンはわが家で活躍している。
しかしケースが無いためリビングの片隅に放り出されたまま。
これでは埃がつくし、第一みっともない。
収納するための何かはないかと、ふと100円ショプを思いついた。
近隣のショップの店内で、ぴったりではないが何とか入りそうなランドリーケースを見つけた。
さてそれからが大変であった。
上部にフタがないため、ミシンを使って作ることにした。
ついでに4隅を補強し、底の内側にも厚紙を敷いて強化した。
フタは家にあったコーデュロイの布を縫って被せる方式にした。
手間取ったのは、取手の部分である。
布カバーから取手が出ていなくては持つ所がない。
取手を出すためにその部分を切り、切り口にはバイヤスをつけてほつれないようにした。
手縫いでないと作業が細かいため、ミシンに慣れていない私には無理なこと。
手縫いでもややこしい。
困難を極めた箇所が出来上がったのは、もう12時に近かった。
昼食後再開、カバーを本体に取り付ける。
これも手縫いである。
出来上がったミシン収納ケースはまだ居場所が決まらず、リビングに置かれたままだが、ホコリからは保護されている。
3時間もかかった。
疲れて肩が凝ったので、マッサージ機に座る。
マッサージの15分間は起きていたのに、終了しても立ち上がれずそのまま30分ウトウト。
目が覚めたらスッキリしていた。
(玉麗)