ふるさとより

高校生の時同クラスだったS君から電話があった。知人が円光寺で法要を行なうと話していたことから、急に私のことを思い出してくれたらしい。S君は円光寺での天井画・襖絵奉納式の際、お祝いにかけつけてくれた知人達の1人である。もう9年も前のことだ。

学生時代から話が上手であったが、女性を褒めるのがうまい。高校時代、7〜8人ぐらいのグループで休み時間など話が盛り上がったものだ。

今どきのように卒業旅行などなかった時代であったが、私達のグループは小豆島まで日帰り旅行をすることになった。早朝集まって、みんなで鏡のように凪いだ海を渡った。島には当時サルがたくさんいた。ポケットに手を入れてはイケマセンと注意を受けたことを覚えている。何かいいものを持っていると思って襲ってくるらしい。

寒霞渓(かんかけい)という所であったと記憶にあるが、山の頂上でその頃流行した“シェー”の恰好をした男子達の姿が写真に残っているはずだ。以前にもこのことをブログで書いたような気がする。

相変わらず話上手で笑わせてくれるS君。“徳島へ来る時は必ず連絡して。アッシー君になるから”とのことであった。故郷にはアッシー候補が数人いる。もちろんメッシーでもあるだろう。生活困窮時には徳島へ行くことにしよう。

(玉麗)

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