長い!尾長鶏

毎年、この時期には干支の手本が登場します。「干支手本は、まだですか?」と何人かに聞かれましたが、今年は年末恒例のこの手本を、私がつくりました。

来年、2017年の干支は酉(とり)です。金円窓色紙に、尾長鶏(オナガドリ)という種類のニワトリを描きました。11月の年賀状手本の時に用意して行きますので、お楽しみにどうぞ。

龍や鬼などは別として、絵に描くものはできるだけこの目で確認しておきたいと思っていて、ニワトリも観察したかったのですが、スズメのようにその辺にいるものではないので困りました。しかも尾長鶏は、調べると高知県原産の種類で、日本の特別天然記念物に指定されているという特別なニワトリではありませんか。私はこの長い長いシッポに魅力を感じたのですが、あまりに長いためすべて描ききることはできません。

八尾市に住んでいた子供の頃、近所の友達がニワトリを飼っていました。養鶏場というわけではなくごく普通の一軒家だったのですが、ぬかに青菜をまぜたものをエサにしていました。青菜とぬかの香りが新鮮で、心の中で「おいしそうだなー」といつも感じていました。

近所でニワトリを飼っている・・・八尾の町もかなり変化しましたが、この頃はのどかな時代だったようです。(早朝のコケコッコーに苦情はこなかったのだろうか)

(雪)

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