都をどりについて何も感想をのべていなかったので、昨日の続きです。
都をどりは、4月1日から4月30日まで、京都の祇園甲部歌舞練習場で毎日4回公演されています。公演時間はおよそ1時間。お茶付き特等観覧券を購入すれば、公演のまえに芸妓さんによるお点前を観ることができ、お茶を頂けます。
ラッキーなことに最前列に座れたので、芸妓さんと舞妓さんを目の前で観ることができました。和菓子を載せたお皿はおみやげで持ち帰ることができます。
開演の前に、庭や、過去の都をどりで舞妓さんが着た着物の展示を観ました。
歌舞練習場はこじんまりとした大きさです。さらに、前から9列めの席で舞台がよく見えました。
「舞妓から芸妓へ」
舞妓が芸妓になることを「襟替え」といいます。襟替えの前には黒紋付で正装し、髪は「先笄(さっこう)」に結います。晴れて芸妓になるとすっかり装いも変わり、美しく凛とした姿となります。
「姉妹の絆」
芸妓は、妹分の舞妓の面倒をみるしきたりです。置屋のお母さんが先輩芸妓を「お姉さん」に選び、妹舞妓はお姉さんの名前を一字もらい芸名を授かります。妹はお姉さんを見習い、お姉さんは妹の手本となれるよう精進を重ねます。祇園の伝統は、こうした姉妹の絆のなかで育まれてきました。
(都をどり パンフレットより引用しました)
舞妓さんと芸妓さん、着物と髪の様子がかわるだけで、まったく印象が違いました。舞台のあいだ、お囃子の太鼓を叩く舞妓さんたちの「イヨ〜ッ」というかけ声?を聞きましたが、それが初々しくて可愛らしかったです。
(雪)