八月尽

夜中に1、2度目が覚める。

朝までグーッと寝られる日はもう月に1度あるかないか。

朝の目覚めはそこそこシンドい。

ベッドの上で足を動かしても、固まっている。

冷たい時もある。

そんな時、私の体は3分の1機能していないのだと認識し、ゆっくり、フラフラしながらトイレへ。

洗面所で口をすすぎ顔を洗うまで、ゾンビ状態。

やっと生き返ったらベランダの植物に目がいく。

彼らも毎日灼熱地獄で息絶え絶えのはず。

水をやる。

湯を沸かし、水筒2本に冷たいの、温かいの両方を作って入れる。

そして餅ピザの用意。

娘が冷たい方の水筒を持って教室へ行った後、さて今日は何をしようか。

体に問うてみないと始まらない。

「手本1枚、難しくないのを描くけどいいかな?」

「マア 何とか。シンドくなったら休んでや」

と言われながら始める。

しかし、簡単なのをと思っても、始めたらそうはいかん。

最近の私の絵は精緻である。

つまり、サッサと描けるものではなくなった。

構図を2回描き直し、やっと完成。

途中、お昼ごはん休憩をとる。

午後2時、材料すべてを片付けて終了。

この後チェアへ座ったが、マッサージ機の方にすべきだった。

夕方、モーレツに肩こりがやってきた。

夕食作り、食べてフロに入って、洗濯して干す。

これで1日の仕事全部終わり。

数日後台風がやってきた。

南の方をかすっただけだったように思うが、それでも翌朝扉を開けると、ン?息がしやすい!

雨や風の強力なのが、大阪の火柱だけを蹴散らせてくれる・・・そんな都合の良いことは、たぶん、決して、絶対に、万にひとつも起きないだろうが、1日だけ朝が涼しいだけでもこんなに嬉しい。

ともあれ、夏は終わるんだ、今日。

8月31日、八月尽。

このキッパリとした言葉にせめていくばくかの涼を感じながら、居座る暑さと闘おう。

(玉麗)

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