「あ、この花はもう描いたことがあります」と言われることがあります。その言葉には、(また同じものを描くの?)という意味合いが隠れている場合があるようです。
お手本のテーマは季節に沿って決められますが、同じ花が何度も登場することはよくあります。しかし、同じ題材でも構図が変われば違う作品となり、数回描いた程度ではまだまだ「描いた」とは言えません。
同じ花を何度も描くのは、その花をもっと知るため、あるいは人気の花であるとか、リクエストがあった場合もよく登場します。玉麗会でよく知られるお手本のレギュラーメンバーは、椿です。椿は毎年必ず描く題材ですので、皆さん、上手になったなあといつも感じます。
お手本制作は、作品をつくることとはまた違うので、玉麗先生はいつも頭を悩ませながら取り組んでいます。ということで、描きたいお手本のテーマを募集します。各教室でリクエストを聞いていきますので、教えて下さいね。描きたいものが手本になるチャンスです。(ご希望に添えない場合もあります)
(雪)
お手本リクエスト。
お手本は与えられることに抵抗なくただただ、楽しみに待っているので
さてリクエストは?と聞かれて特別教室の時何が描きたいの?と聞かれた時も考え込んでしまいタダ。漠然と鳥が、、、と答えたことがあります。
次回の教室でなになにを、といえるように、、、
何が描きたいか正直わからない、というのはごく自然なことです。
そのために手本があるので、「楽しみです」と言われることが何より励みになります!