近年毎年のように、2月の終わりの日、「2月尽」のタイトルでブログを書いている。
それを今年は忘れてしまった。
「2月尽」(2月の終わり)は、春の足音が聞こえる。
そして「8月尽」には秋の気配を感じる。
そんな思いで書き綴っていたのだが、全てはコロナ禍のせいにしておこう。
加えて、季節の境が曖昧になってきたからとも言える。
今冬、頭の芯がジンジンするほど寒い日がなかったように思う。
夏はやたら暑く、とにかく暑く、8月の終わりに「涼」を期待するなんて今やとんでもないことになってしまった。
気候について語ることはもう諦めの境地である。
それでも私たちは日々生きて、生きている限りは少しでも明るく、楽しく、元気に過ごしたい。
小さな幸せを虫メガネで探し当て、喜びたい。
「2月尽」を書き忘れた年のことは、きっと忘れないだろうと記しておく。
(玉麗)
冬の終わりにふさわしい花は何だろう?・・・やはり椿かな!ということで。名前に「春」を持つ花を楽しんでください。(雪)