もう 行かないだろうナァ

外出した娘と待ち合わせて、駅前のパスタ屋さんでお昼ごはんをしようとなった。駅前と言ってもこちら側ではなく、向こう側。ちょっと歩くことになる。 汗をかかないようになるべくゆっくりと思うが、傘を指していてもけっこう暑い。途中...

ペンちゃん

風太の晩年のこと。私達の留守の間も寄り添ってくれるものを探していたら、ペンギンのぬいぐるみを見つけた。 若い頃なら与えるとすぐ飛びかかって口にくわえ、振り回して遊んだだろうが、もうそんな元気はなく、そのかわりもたれて眠る...

消費意欲に火をつける技

あるデパートで、今まで聞いたことのない企画を催すことになった。「衣類(古着)1枚に付1,000円の商品券を出します」 女達は色めき立ったが、そのチラシをよくよく読むと「1万円以上の商品1点に付き、1枚使用できます 古着は...

新米の味

秋田の農家からお米を取り寄せている。新米が9月末に届いていたが、今日初めて炊いた。マカロニグラタンを作る予定を急遽変更し、和惣菜になった。 じゃがいも、玉ねぎ、ニンジンを煮えやすい大きさに切っておく。 テフロンの深ナベに...

誰が抜いた?

通りがかりにふと見ると、クチナシの木の下に生い繁っていたドクダミが、一部分だけキレイに抜かれていた。きっとここも1人で黙々と除草してくれたに違いない。   植栽業者の除草は手作業ではなく、機械で行う。ずっと昔は...

低気圧で賑わうわが家

わが家の気象予報官トビラ氏は、時々重い口を開く。 『明日は雨が降りますぞ 外出時には傘のご用意を ギイーッ』 ところが、このところダンマリを決め込んでいる。台風が来るというのに。よく考えると、彼は古式予報で、湿度の多少で...

季節の色

「秋色夏服」「春色冬服」といった名称でお店に並ぶ衣類を、よく目にするようになりました。初めて見かけた頃は、商売上手だなと思っていましたが、その工夫は最近の気候にとてもよくマッチしていると感じます。 例えば今。まだ半袖を着...