芽吹く

私が手に入れた“木もの”は、その年、花を咲かせると、後はたいていダメになる。

たぶんいりじすぎ、水のやりすぎであろう。

それでもブーゲンビリア、アラレア、ゆすら梅、いちじくがかろうじて残っている。

ゆすら梅は小さい蕾をいっぱいつけ、花咲く日を待っている。

いちじくも新芽がほんの少し。

枯れたように見える水引草の根元に、目立たない花芽らしきものを見つけた。

ムクゲが枯れなかったようで、先端にうす緑が見える。

みんな、暖かくなる日を待っている。

(玉麗)

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